山手幼稚園の農園

山手幼稚園では、お子様にいつでも身近に自然に触れ、豊かな心情が育つことを願い、
園内に広大な農園（観察園）を設けています。
広大な農園では、5月サツマイモの苗植え・夏野菜の苗植えを行い、6月から夏休みまで夏野菜の収穫をします。
その間、子どもたちは毎日農園へ出かけ、水やりや成長観察などにより「自然や季節に触れる生活」などの体験活動を行います。
通年様々な果物や野菜が実る農園では、ビワ、レモン、ザクロ、プラム、ウメ、カキ、ブドウ、スダチ、キュウリ、ピーマン、オクラ、ナス、ダイコン、サツマイモなどを子どもたちと一緒に観察し収穫して楽しみます。
収穫した食材は、食育専任のコックさん（食育インストラクター）が調理し、給食時に食べたり、
子どもたちと一緒にクッキング保育で夏野菜ピザやスイートポテトを作って食育活動を楽しんでいます。
10月には、全員で芋掘りを楽しみ、11月には農園内で焼き芋パーティーを楽しみます。

子どもたちは遊ぶことが学びです。体験という遊びを通じて、土の感触、水の冷たさ、植物の感触などにふれあう体験を基に、
豊かな感性を身につけてもらうことが必要だと考えています。
農園での活動を通して、野菜の好き嫌いの解消を促したり、五感を刺激し発達を促したり、食べ物に興味を持つ機会となったり、
自然に触れることから豊かな感性が育つきっかけとなったり、野菜を育てながら、命を育てる実感を持つことなど様々な経験値となり、
健やかな成長発達になることを願っています。
自然に日々囲まれる環境は、お子様の豊かな未来への“種”になると信じています。