すがたかたち 稚児姿 つくね
御所人形は、稚児のあどけなさを寿ぐために生まれました。 真白い肌、ぽっちゃりした円やかな身つき。 そして三等身であるため、頭部は非常に大きく、 無垢であどけなさが残る中にも、匂うばかりの気品を備え、 見る人の心を魅了します。 這い這いをはじめたばかりの幼児はかわいらしく、 親心としても嬉しいことはありません。 その姿を御所人形に託して生まれたのが「這い這い人形」です。